氷川きよしさん、今は「kiina」として。現在の様子とともにジェンダーについて考える

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「ああ、kiinaさんとしてますます美しくなってるな」と。

「氷川きよし」さんって、ほんとうに素敵な進化を続けているなぁって。

私が初めて氷川きよしさんの姿を見たのは、もう何年も前。
あのきらびやかな着物と凛とした姿、そして力強い演歌の歌声は、当時の“演歌界のプリンス”そのものでした。

けれどここ数年、氷川さんはご自身の「本当の姿」と向き合い、“kiina(キイナ)”という新しい名前で、自分らしく生きていく決意を示してくださいました。

昔は「演歌界のプリンス」として知られていた氷川きよしさん。
でも今では、「kiina(キイナ)」という新しい名前を名乗り、ジェンダーにとらわれない生き方を公にされていますよね。

私自身、あまり演歌を聞いてこなかった世代ですが、kiinaさんが自由に美しく、自分らしさを貫いている姿を見ていると、なんだか心が軽くなるんです。


「kiina(キイナ)」という名前に込めた意味

2022年の無期限活動休止以降、彼女の新しい芸名「kiina」が公表されました。
この名前には、「自分らしく生きたい」「型にハマらない存在でありたい」という強い思いが込められているように感じます。

今はSNSなどでも「#kiina」で検索すると、きらびやかなドレス姿や、自由に表現されたメイクの投稿がたくさん見られます。
そんな姿を見るたびに、「人はこうでなければならない」という固定観念が、どれだけ生きづらさを生むのか、考えさせられます。


ジェンダーの境界を超えて

「氷川きよしさん=男性演歌歌手」というイメージを、いい意味で裏切ってくれたのが、kiinaさんです。
彼女が「自分はどちらとも定めたくない」と話されていたとき、心の中で小さくガッツポーズをしたのを覚えています。

「男だから」「女だから」という言葉が、時に人を傷つける時代。
そんな中で、“kiinaさんが笑顔で自由に生きている” こと自体が、ものすごいメッセージになっていると思うんです。


これからのkiinaさんに期待していること

今は表舞台からは少し距離を置かれているものの、私はこれからkiinaさんがまた新しい形で戻ってきてくれることを願っています。
歌でも、ファッションでも、どんな表現でもきっと私たちを元気づけてくれる存在ですから。