「会議のたびに議事録作成に時間がかかる」「文字起こしを手動でやるのが大変」——そんな悩みを持つビジネスパーソンに向けて、AIを使った議事録自動作成ツールを比較・紹介します。
議事録作成に使える無料のAI文字起こしツールは?
結論から言うと、日本語の会議録音であればNotta(無料枠120分/月・要約機能あり)が最もバランスが良く、Microsoft 365を契約済みならCopilot(Teams連携)が追加コストなしで使えます。テキスト化さえできれば、その後の整形はClaude・ChatGPTに任せるのが手軽です。それぞれの特徴を以下で比較します。
| ツール | 無料枠 | 日本語精度 | 要約機能 |
|---|---|---|---|
| Notta | 月120分 | 高い | 対応(一部有料) |
| Googleドキュメント音声入力 | 無制限 | 普通 | 非対応 |
| Microsoft Copilot(Teams連携) | M365契約が必要 | 高い | 対応 |
| Whisper(OpenAI) | オープンソース | 非常に高い | 非対応(ChatGPT等と組合せ可) |
| Claude・ChatGPT | 無料プランあり | -(要文字起こし済みテキスト) | 対応 |
無料で使えるAI議事録ツール5選
① Notta(ノッタ)
Nottaは日本語に強い文字起こしツールです。無料プランでは月120分まで文字起こしが可能で、録音ファイルのアップロードにも対応しています。議事録のエクスポートはテキスト・Word・PDFに対応しており、そのまま共有できます。
② Googleドキュメント 音声入力
Googleドキュメントには無料で使える音声入力機能が搭載されています。ツール→音声入力から起動でき、Googleアカウントがあればすぐに使えます。完全無料で使えますが、要約機能はなく文字起こしのみとなります。
③ Microsoft Copilot(Teams連携)
Microsoft TeamsにCopilotを連携させると、会議の文字起こし・要約・アクションアイテムの抽出を自動で行えます。Microsoft 365を契約している企業であれば追加コストなしで利用できる場合があります。
④ Whisper(OpenAI)
OpenAIが開発した音声認識モデルです。オープンソースで公開されており、技術者であれば無料で利用できます。日本語の認識精度が非常に高く、録音ファイルをアップロードするだけで高精度な文字起こしが可能です。
⑤ Claude・ChatGPT(テキスト貼り付け要約)
文字起こし済みのテキストがあれば、ClaudeやChatGPTに貼り付けて「議事録形式に整形して」と依頼するだけで、決定事項・アクションアイテムを整理した議事録が完成します。文字起こし自体はできませんが、他ツールと組み合わせることで仕上げの質が大きく上がります。
実際に使ってみた感想
筆者も実際に社内の打ち合わせ音声(Macのボイスメモで録音したm4aファイル)から議事録を作成した経験があります。Macの標準文字起こし機能は日本語に対応していないケースがあり、その場合はWeb版の文字起こしサービスにアップロードする必要がありました。文字起こしが完了したテキストをClaudeに貼り付けて「重複を除いて要点だけ議事録形式にまとめて」と依頼したところ、会議概要・決定事項・アクションアイテムに整理された読みやすい議事録が数分で完成しました。文字起こしと要約は別ツールの組み合わせで考えると、無駄なく仕上げられます。
録音自体をブラウザだけで済ませたい場合は、👉 ボイスメモ・録音ツール|Hanataba Toolsもあわせてご活用ください。
よくある質問
Q. スマホだけでも文字起こしできますか?
A. はい。NottaやGoogleドキュメントの音声入力はスマホのブラウザからも利用できます。アプリのインストールが必要なツールもあるので、各ツールの対応環境を確認してください。
Q. 無料枠だけで会議1回分(1時間)をカバーできますか?
A. Nottaの無料枠は月120分なので、1時間の会議なら月2回までが目安です。それ以上の頻度で使う場合はGoogleドキュメントの音声入力(無制限)と組み合わせるのがおすすめです。
Q. 文字起こし精度が低い場合はどうすればいいですか?
A. 話者が重なる・雑音が多い環境では精度が落ちやすいです。可能であればマイクを話者に近づける、静かな場所で録音するなどの工夫で改善します。
まとめ
議事録作成は「文字起こしツール」と「要約AI」を組み合わせることで、大幅に時短できます。まずは無料枠の範囲で試してみて、使用頻度に応じてツールを選ぶのがおすすめです。