ある日曜日の午後。
ふと部屋の隅に目をやったら、そこにいる小さなグリーンたちが目に入った。
「……あ、葉っぱ増えてる!」
思わず声に出ちゃったくらい。
誰に報告するでもなく、ただただ嬉しくなる。
そういう小さな発見って、観葉植物と暮らしているとよくある。
わたしが“植物の沼”に足を突っ込んだ日
そもそも私が観葉植物を育て始めたのは、コロナ禍まっただ中の2020年。
ステイホームで家にいる時間が増えて、なんだか殺風景な部屋が急に気になり始めて。
インスタとかPinterestで「おしゃれ部屋」って調べると、だいたいグリーンが置いてあるのよね。
「これは、植物しか勝たんやつでは!?」って思って、最初に迎えたのがポトスだった。
この子がまた、めちゃくちゃ育てやすい。
水もそんなに頻繁にあげなくていいし、日陰でもわりと元気だし、初心者にはぴったりの相棒だった。
植物って、静かにでも確実に応えてくれる
植物って、しゃべらないし、リアクションもしないけど、
ちゃんとお世話すると**「成長」という形で応えてくれる**んだよね。
葉っぱが増えたり、色ツヤがよくなったり、たまにツルがのびてきたり。
そういう“変化”が嬉しくて、気づいたら少しずつ仲間が増えてた。
モンステラ、フィカス・ベンガレンシス、サンスベリア、エバーフレッシュ…。
今では、部屋の中のちょっとしたジャングル化が進行中(笑)
枯らしたことも、もちろんある。
正直言うと、全部がうまくいったわけじゃない。
水をあげすぎて根腐れさせちゃったこともあるし、日照不足で葉が黄色くなったり、葉ダニにやられたことも。
「なんで!?昨日まで元気だったじゃん!!」って、朝からテンパったこともある。
でもね、不思議とそれも込みで、植物との暮らしって楽しい。
失敗すると、その分ちゃんと調べるようになるし、少しずつ経験値がたまっていく感じがするの。
観葉植物のある暮らし=“呼吸”のある暮らし
たとえば、朝起きてカーテンを開けたら、日が差し込む窓辺で葉っぱがキラキラしてるのを見るだけで、「今日も悪くないかもな」って思える。
仕事に疲れて帰ってきて、ベランダの植物にちょっと霧吹きしてあげると、「あ〜、家に帰ってきたな」って実感がわく。
人間関係とか仕事とか、悩みが尽きない毎日だけど、
植物は「ただ、そこにいてくれる」存在。
何も言わないけど、空気をきれいにしてくれて、心のざわざわを静めてくれる。
なんかもう、空気の浄化と一緒に“気持ち”まで浄化してくれてる感があるのよ…。
最近の推しは「エバーフレッシュ」
最近特にお気に入りなのが、「エバーフレッシュ」っていう観葉植物。
夜になると葉っぱを閉じて眠るっていう、めちゃくちゃ可愛いやつなんです。
朝になるとまた葉っぱが開いて、「おはよ〜」って言ってるみたいで。
もう完全にペット感覚(笑)
しかも、ふわっとした細かい葉っぱが風に揺れる姿が、めちゃくちゃ癒やされる。
部屋のどこに置いても、空間がちょっとやわらかくなる気がするんだよね。
お世話は「義務」じゃなくて「リズム」
「植物って手がかかるでしょ?」ってよく言われるけど、
実際のところ、そんなに構える必要はない。
水やりのタイミングも、葉の様子を見てればなんとなく分かるようになるし、
日に当てたり、風通しを意識するのも、慣れれば習慣になる。
むしろ、お世話する時間が生活のリズムになっていく感じ。
歯磨きとか洗顔みたいに、「毎日のちょっとしたこと」のひとつとして組み込まれていく。
それが、けっこう心地いい。
観葉植物がくれる“余白”
今の世の中って、ほんとにせわしないじゃん?
スマホ開けば情報が雪崩のように流れてくるし、
SNSを見れば誰かの幸せそうな日常にちょっと疲れたりもする。
そんな中で、観葉植物は何もしない。
でも、「何もしない存在」って、たまにすごく必要だと思うの。
頑張らなくてもいい。成果を出さなくてもいい。
ただ静かに、そこにいて、息づいてる。
観葉植物って、そんな“余白”を部屋に、そして心に与えてくれる存在だと思う。
最後にひとこと。
もし今、なんとなく気持ちがザワついていたり、
部屋が物足りなく感じていたりするなら、
ぜひちっちゃな観葉植物を1つ、迎えてみてほしい。
ポトスでも、ガジュマルでも、なんでもいい。
きっとそこから、ちょっとずつ、
“グリーンのある暮らし”が始まっていくから。
そして気づけば、わたしのように、
葉っぱの成長に一喜一憂するようになってるかもね(笑)